本日は、私の転職経験を投稿したいと思います。
私自身、過去2回転職活動経験があり、それぞれ共に転職サイトと転職エージェントのお世話になりました。
特に、転職エージェントに関しては、転職1回目、2回目共に記憶に残るエージェントにあたりましたので、その内容について記述したいと思います。
結論から申しますと、転職エージェントを活用した方が転職はスムーズにいく可能性は高いですが、エージェントの当たり・はずれ次第で大きく結果が変わります。
◆私の転職経歴
私の過去2回の転職は、下記のような感じです。
- (1回目)社会人2年目
大手部品メーカ(ブラック企業) → 大手電機会社(グレー企業)
転職エージェント:大当たり - (2回目)社会人10年目
大手電機会社(グレー企業) → 関東方面の企業へ(頓挫)
転職エージェント:大はずれ
大手電機会社はグレー企業と言っておりますが、有休もほぼ消化できますし給料も平均以上でしたので、転職前のブラック企業に比べたら全然良い企業です。グレー企業たる所以は、些末な理由からでしょうが、脱線するので省略致します。もしかしたら、まだ見ぬホワイト企業に妄想を抱き、グレー企業と言ってしまうのかもしれません。
社会人2年目の転職は、世間的によく言われる「同じ会社に3年勤められないようだと根性がないと思われる」論から、2年目ではすぐには決まらないだろうと考えてましたが、意外に転職エージェントさんが優秀で、比較的良い企業にサックリと決まり転職してしまいました。
社会人10年目の転職は、転職エージェントさんとそりが合わなかったことと、家業を継ぐことになったので途中で中断しました。
もちろん転職活動は、会社在籍中に活動しています。
会社を辞めた状態で転職活動をすると、足元を見られますので注意です。
◆新卒就職と転職の違い
私個人の感覚ですが、新卒就職と転職の場合では、面接での質問内容にかなりの違いを感じました。
もちろんブラック企業に勤めつつの活動の為、肉体的にはかなり大変でしたが、新卒就職時の面接に比べ、転職の面接の方がかなり楽でした。
その理由は、業務内容がほぼ同じであれば、面接で聞かれることは、今までの業務内容が中心であり、新卒採用の時のような「10年後の自分は?」等の煩わしい質問内容が一切ないからです。
なので、大体質問される内容は、「どんな仕事をしてきたか?」、「何ができるか?」「どんな開発環境だったか?」等です。
◆転職エージェントを活用した所感
転職エージェントは、概ね下記の流れで進んでいきます。
- 登録
- 面談
- 求人紹介
- 書類審査(転職エージェントさんがやってくれる)
- 希望企業へ面接
特に、最初の面談で転職に対して、自分の考えを整理できる点と忙しい合間に推薦状を書いてもらい書類審査の合否までは、自動で選考を進めてもらえる点が有難いです。
ただし、注意点も何点かあります。
- 転職エージェントの良し悪しで、結果が大きく変わる
- 求人紹介でさらっとブラック企業を紹介される時がある
そして、我々転職者と転職エージェントのそれぞれの利益目的と時間軸は、
- 転職者:時間をかけても良いので、少しでも良い条件の企業に転職したい
- 転職エージェント:企業に就職させることで利益が得られるので早く転職させたい
ので必ずしも一致しない為、多くの転職エージェントは早く決めたいと考えているかと思います。
如何にエージェントの機嫌を取りつつ、自分にとってのベストな企業を狙うかが重要な駆け引きとなります。
転職エージェント会社も私の経歴の中身を見て、その時々でレベルにあった社員を担当させるのだと思います。
そして、転職エージェント会社にとっての優秀な社員とは、求人を出している企業により多くの転職希望者を就職させたかが重要であり、転職希望者が望む企業に転職させたかは、それほど重要ではないのです。
但し、報酬は転職者が就職した先ですぐに辞められてしまうともらえないので、あまりに希望と違ったところに就職させることはないでしょう。
◆凄腕エージェント
社会人2年目の時にお世話になった中堅転職エージェント会社の20代前半男性社員。
非常に優秀な方だったのですが、まだ若手ということで、私のような低スペックな転職希望者の担当にたまたまなってくれたのかもしれません。
- 設計業務の内容や専門用語をよく理解している
- 相談者の話をよく聞き整理してくれる
- 若干ブラック企業と思われる案件でも正直にその企業に行った時のメリット、デメリットを提示してくれる。
もう何も申し分ないです。
面談で話している時に頭脳明晰であることが滲み出ているような方でした。
そして、話しているうちに自分の考え等や面接での表現の言い回し等、いろいろ参考になるアドバイスをいただき、自分の身の丈以上の企業に転職することができました。
恐らく転職時期が数年ずれていたら、この方が低スペックの私の担当者になることはなかったでしょう。運が良かったです。
◆残念なエージェント
社会人10年目の時にお世話になった大手転職エージェント会社の30代男性社員。
人生で最初のエージェントが前述の通りの方だったので、落差が大きかったのでしょう。
- 専門用語を全く理解できていない(前職は調理師だった)
- 常に上から目線で、相談者の話を聞かない上に、勝手に自分の人生観を語る。
- 定型的なテンプレートメール以外で、失礼なメールを送ってくる。
若干最初から違和感を感じていました。
専門的な技術用語等は全く通じず、理解してるようには見えなかったので、、、。
そして、「転職とはトレードオフなんです!」、「世の中そんなに甘くはありません!」と言った説教じみたことを希望もしてないのにアドバイスして頂きました。
失礼を承知で言わせていただくと、完全にハズレです。
◆総括
転職しようと考えた時、転職エージェントと面談して、第三者の目から自分を見つめなおす機会も良いかと思いますし、今のやっている仕事に対して新しい発見があるかもしれません。
そして、前述の通り転職エージェントさん次第で、相談内容も結果も大きく変わります。
恐らく私が最初に凄腕のエージェントに会わず、残念なエージェントさんにあっていたら、ブラック企業で消耗し続けたのかもしれません。
時間ていな余裕があれば、複数の転職エージェント会社をあたって、信用できるエージェントさんに当たるまで粘るのも、一つの手かもしれません。
また、自分で受けたいと思っていた会社をエージェント経由でお願いすることもできますが、
残念なエージェントさんにお願いすると、貴重な一発を無駄にしてしまう恐れがありますので注意が必要です。
私個人としては、今でも10数年前に会った敏腕エージェントさんのおかげで人生変わったと思ってます。
最後に忘れてましたが、もちろん転職先の企業調査は最重要課題です。
企業の口コミ情報は、お忘れなく。
転職会議は私も良く使ってました。
そして、ここに掲載させていない情報は、5ちゃんねる(精神的にやられますが、、、)からゲットしましょう。
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