会社の優秀な人の特徴(私見)

仕事

先週は、ちょっとボケたことをやってしまい会社に、数万円ほどの損失を出してしまいました。涙

ところで最近、仕事をしていて思う事。
それは弊社、、、。
親父と私の2人きりの零細企業の為、人から何かを学ぶ機会がほぼ皆無なんですね。

数年前まで大手電機メーカで働いていたときは、多くの社員がいました。
やはり業務で多くの社員とかかわる機会があると、良くも悪くも人から学ぶ事って多いんですよね。

中には、「こっ、こいつ!、、、(仕事)できるな!」という方が、ちらほらいました。
 ※ ”こいつ!”と言っておりますが、大抵優秀な上司です。

逆に「こいつ!やべぇなぁ!」って先輩(というかおっさん)と仕事をして、メンタル寸前になるまで追い詰められたことも何度かあります。

よく、「サラリーマンたるもの自分の上司を出世させるのが、一番の仕事だ!」って耳にしますけど、思考力が低く、パワハラとか理不尽なことを平気でできてしまう人間を担ぎ上げると、自分がメンタルになりますし、そんな人が組織の上へ上り詰めると組織全体が腐るので、早々に芽が潰れることを祈ってました。又は、そうなっちゃった時は、転籍、転職を私は選択してきました。

という訳で本日は、私が出会った今思えば優秀な方々が共通して持っていた特徴について書きたいと思います。
あくまで私の勝手な思い込みと、かなりの偏りがありますので、話半分で聞いてもらえればと思います。

そんなの知ってなんの得になるか?って、、、?

そんな仕事ができる上司、先輩がいた場合、余計な仕事をしなくて済むことが多く、学びを得る機会も多いと思います。そして、それは自分が仕事をする上で、「あの人なら、こういう場合どう対処するだろう?」って、指針になるんですよね。
でもどちらかと言うと、私はサラリーマン時代、如何に優秀な人の傘の下に入って、のうのうと過ごすかに重きを置いてました。

ちなみに私は、仕事ができる人間ではありませんでしたので、、、悪しからず。

優秀な人の特徴

さてさて、、、そんな「(仕事)できるな!」という優秀な人の特徴と、時折「こいつ!やべぇなぁ!」というダメ社員と時々比較しつつ、書き挙げていきたいと思います。

特徴① 常に2、3手先を読んでいる。

別の言い方をすると、想像力が豊かであり、相手の話に常日頃から耳を傾けている。そして、抜群の記憶力。
何か一つの提案をするにしても、メリット、デメリット、実現性、抜け、漏れ等あらゆるアプローチとシュミレーションを常にしています。

例えば、お偉いさんが出席する会議に向けて、資料を作らされる機会がよくありました。
その時、優秀な上司は、「この人からはおそらくこんな質問が来るだろうから、こういう資料も事前に作っておけ。」等の指示を飛ばします。
私的には、資料を余計に作ることは面倒ですが、いざ会議でお偉いさんから質問が飛んでくると効果絶大。あらゆる施策を考えているとお偉いさんを牽制することで、それ以上突っ込まれることもないですし、結果として余計な宿題をもらうことも防いでくれます。そして、そんな印象をお偉いさんの脳裏に焼き付けることで、言わなくてもわかっているかなと思わせてしまいます。

ちなみにうちの親父は、「客先から何か突っ込まれたら?、、、その時は、その時だ!」が口癖です。

特徴② 指示が明確かつ的確 そして説明後、「君の考えは、どう思う?」とよく聞いてくる

指示が明確かつ的確

人に指示することって、意外と難しいですよね。
あるできる上司の口癖は、私が部下に指示する時、下記2点の観点に注意して指示しろとよく言ってました。

1.「一旦、お前の頭を空っぽにして、説明を考えてみろ。」

一旦自分の頭を空っぽのすることで、相手はどこまでわかっているだろうか?どう思うだろうか?どんな行動をするだろうか?どうすれば共感されるか?がぼんやりと見えてきます。

2.「一旦、自分の考えている事を書き出してみろ。」

分かり切った考えだとしても自分の考えを言葉で書き出してみることで、意外な盲点や気付きを得られます。

そんな観点で常に考えている上司は、往々にして指示が明確です。

そして説明後、「君の考えは、どう思う?」とよく聞いてくる

できる上司が考えた指示や考えは、その時点でほぼ完ぺきなのですが、、、
第三者(この場合部下)に一通り自分の考えを述べた後、抜けや漏れがないかを客観的に判断する傾向にあります。つまり、常に吸収する、改善する姿勢を忘れません。

逆に、やべぇ先輩(仕事できない人)は、指示が曖昧です。
それは、、、考えてないから。
あるやべぇ先輩の殺し文句は、「後は、フォローしといて」でした。
この「フォローしといて」は、すごい曖昧でどう転んでも他責にできるキラーワードなんですよね。
もちろん「フォローって具体的に何やればいいですか?」と言うと怒られました。
また、やべぇ先輩あるあるとして、横文字好き(コミットメント、エビデンス等とやたらと使いたがる)で、ふわっと煙に巻こうとする傾向があります。

やべぇ先輩は全く自分の考えを言わず(というか自分で考えてず)、部下や後輩に考えさせます。
そこまで深く考えずに、お前はどう考えている?と上から目線でやってきます。
そして、正しそうなら→俺もそう思っていた。間違っていたら→ぼろくそに非難だけして、やり直しを指示します。

まぁ考えるのは部下の仕事ですけど、丸投げは遠慮願います。

③できない理由を述べるのではなく、どうすればできるかを考える癖がある。

これ無理じゃない?ということも、意外に核となる問題点の対処法を考えるとできることが多いんですよね。優秀な上司は、そういう点をピンポイントでアドバイスしてれます。

逆に、やべぇ先輩は、「無理、時間がない。俺は(それ仕事?っていう仕事で)忙しい。」等の不明瞭かつ簡潔な定型文が用意されてます。

④わからないものは、わからないときっぱり上に言える

他部門やトップから仕事を受け取る際に、不明確な問題が隠れていることって多いんですよね。
そして、後々になって問題になる。それらを事前に明確にしたら実は大きな問題が隠れてるってことがあります。そんな爆弾をなぜなぜ展開しつつ素早く気づき、あらかじめ潰してくれる上司は、最高です。

逆に、やべぇ先輩は、分からない状態で仕事を持って帰ってきて、そのままスルーパスをしてくれます。
もう仕事が下りてきた段階で詰んでいて、近い将来トップに詫びを入れている未来がはっきりと予知できます。

⑤相手が上司であってもギリギリ怒らない程度のところを攻められる。

すべての優秀な人がそうとは限りませんが、誰もが本音を話しづらいお偉いさんに物怖じせず、ギリギリのラインを攻めることで話題を掻っ攫う人が多かった気がします。
飲み会とかで、「よくあそこまで言えるなぁ。」というところを攻めて笑いをとる。上司から会費を多めに徴収する等をして、上司に物怖じせず意見を言うキャラクターを確立している人が多い傾向にあったなぁと思います。

⑥趣味が登山好き

なぜ?と思われる方が多いかもしれません。
私の経験上、仕事できるなぁという人は、結構登山好きな人が多いです。

改めて考えると、登山は山頂に上るという明確な目標設定を遂行するという点では、ビジネスに通ずるとことがあるのかもしれません。
明確な目標設定を定め、着実に実行して結果を出すことには、仕事も共通点があるのだと思います。

私?
今までの人生で登山経験は、数を数えるくらいしかありません。
そういう意味では仕事ができない人間です。

以上、そんな優秀な先輩、上司が直近にいたら傘の下に隠れよう

会社によっては、そんな優秀な上司の下により多くの仕事が舞い込むというデメリットもありますので何とも言えませんが、、、仕事が効率的、若しくは楽しくなるはずです。
私も出来れば見習いたいところでしたが、自分の仕事をいかに楽にするかに重点を置いてました。
逆にやべぇ先輩には、なるべく近寄らない。どうしても無理な時は、上司にそりが合わないことをこっそりと進言しときましょう。ただしリスク大です。

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